北の大地であがく者

 黒魔道士の魔法にデジョンIIという魔法があります。これは対象のプレーヤーをホームポイントへ吹っ飛ばす魔法で、移動の際に不可欠な、黒魔道士を代表する重要魔法です。ウィンダスのシャントット博士から受けるクエストをこなして手に入れる必要があるのですが、とんでもない難易度で、フルアライアンス必須でしかもクエストを受けている人はゴーレム系の敵に狙われてはいけない、というものでした。
 しかし、白魔道士にインビジ、スニーク、デオードが追加されたことにより、敵から身を隠しながら一人でできるクエストになりました。僕は白魔道士を25レベルまで上げ、インビジとスニークを使えるようにし、いざ、シャントット博士の元へ向かうのでした。

 フェ・インへ向かい、シャントット博士が作りだした新魔法(デジョンIIのこと)を使っている鼻の院の人達に使用感を聞いてこい、とのこと。そんな笑わなくても・・・
 相変わらず恐ろしいことばっかり考えてる人ですね。こんなに性格がぶっ壊れてて、もう、大好き(爆)。
 とりあえず、フェ・インに向かわなければなりませぬ。ラングモンド峠→ボスディン氷河→フェ・インと、行ったことのない、しかも地図もない地域を25白魔で踏破する必要があります。大丈夫なんでしょうか?
 サンドリア近くにあるラングモンド峠は、入り口付近は弱い敵ばかりなのですが、この門をくぐると一気にバタリア級に敵の強さが跳ね上がります。しかも門の直ぐ近くに敵がいるので、ハラハラドキドキでした。
 どうでも良いですが、NPCが門を開けてくれる時に操作する時の様子がカッコイイです。なんかクリスタルみたいなのが浮かび上がるのです。
 インビジとスニークを使い、てってけてってけ走り抜けます。コウモリやその他のモンスターはスニーク、ゴブリンはインビジです。たぶん。とりあえず常時二つともかけました。インビジが切れそうになったら、コウモリはインビジ切れても平気ですのでコウモリだけがいるところでかけなおしましょう。
 ボスディン氷河に着きました!!まさしくトンネルを抜けたらそこは雪国です。妖霧で不気味な雰囲気になっております。ここにはサルタバルタにある塔と同じ塔がいくつも立っています。恐らくジラートの残したものなのでしょう。
 途中、鼻の院のNPCからルクスス院長に届ける新魔法を受け取ります。この時はインビジを解かないと話せません。
 塔の中でインビジをかけ直すと、この魔法人形に反応されてしまうので、塔の外に出てインビジをかけ直します。
 注意深く外に出たのですが、出た瞬間にゴブリンに見付かりました(爆)。ってかあれは無理(T_T;)。
 最後まで諦めません!!!(悪あがきとも言う)
 やっぱり無理でした。えへ。
 めげずにもう一度向かいます。今度は昼間だし、吹雪でもないので、視界が比較的良好です(^^)。
 ボスディン氷河は何段もの崖があり、フェ・インへ向かうにも一直線で行く訳にはいきません。FF XIはこういった段差によって隔てられるマップがかなり多いですね。
 海からの風で変形してしまった木々です。過酷な環境ですね。ここに住んでいる虎やゴブリンはは一体どうやって暮らしているんでしょう?
 いよいよフェ・インに近付いてくると、途中でアイスエレメンタルを発見!美しいです〜。
 フェ・インに到着しました!上に塔がないデルクフの塔のような雰囲気です。
 中はかなり荒れてますね。ボロボロになって廃墟になったビルみたいな感じです。
 って、行き止まりですか!?(@_@;)
 最初行こうと思っていた通路は崩れて行き止まりになってました。そりゃないぜ(T-T)/。
 地図をじっくり見直してルートを探し直し、延々と遠回りする道を行くことに。フェ・インに着いた時は「もうそろそろ終わりだな」と思っていたのですが、ここにきて緊張感が高まりましたです。
 インビジとスニークをかけつつ、やっとの思いで目的地まで辿り着きました(>_<;)。
 ルクスス院長です。5院の院長の中では一番おとなしい感じの人ですね。でもシャントット博士の呪いを怖がる所が可愛い(w。
 帰りはさくっと死にデジョンです。
 ウィンダスに帰り、シャントット博士に御報告。めでたくデジョンIIを手に入れることができました♪

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